元気チーム

肝っ玉母ちゃんたちの「料理実習会」

肝っ玉母ちゃんたちの「料理実習会」

以前、「富士見町の農業を支えた "肝っ玉母ちゃんたち" の話」を書かせていただきました。

まだお読みになったことがない方がいらっしゃいましたら、ぜひこちらの記事をご覧になってみてください

富士見町の農業を支えた "肝っ玉母ちゃんたち" の話

 
富士見の農村女性たちの歴史を書き残したいという目的で(私は)集まりを続けています。
が、みなさん、活動の思い出話も記憶の奥深くにしまってしまったようで・・・昔話にうまく誘導できずにいます。
とにかく、毎月一度、料理実習会として楽しく集まりが続いています。
母ちゃんたちの豪快な料理もぜひご紹介したいのですが、なかなかその都度ご報告ができていないのでぼちぼち様子をご披露していきたいと思います。

夏は富士見町でも野菜がバンバンできる時期です。
農村の母ちゃんたちは、採れた野菜を無駄なく料理します。
大量に収穫できる時に保存食にして冷凍しておき、冬の野菜の少ない時にでも長く楽しめるようにしています。

 

料理実習

 

今回はゴーヤと糸瓜、セロリの料理実習をご紹介しますね。
あ、ついでにおはぎも作ったんでしたっけ・・・

我が家では家庭菜園で野菜作りは夫の担当です。
野菜たちは夏を楽しむかのようにガンガン実をつけて、私は日々収穫される野菜たちを消費するために戦争のように格闘しています。
ジャガイモ・玉ねぎ・ニンジンのように保存のきくものは良いのですが、取り立てを楽しみたい野菜たちは食べきれないことが多く、できる時期はご近所も一緒でおすそ分けも難しい・・・
という事で、たまったところで保存食にするのが合理的ですね。

 

ゴーヤの佃煮

 これは会の中での評判で、ぜひ作り方を共有したいという事になりました。
おばちゃんたちの作る量はかなり多いので、レシピとしてご紹介できるものか・・・・??? 
ご参考まで!

≪材料≫

  • ゴーヤ  2kg
  • しょうゆ 300㏄
  • 砂糖   白300g
  • 砂糖   ザラメ300g(ザラメがなければ、砂糖600gでいい)
  • 酢    200g
  • おかか、ごま 各70g

 

≪作り方≫

① ゴーヤは種を半分に切って種を採り、7ミリくらいの厚さに切る。

肝っ玉母ちゃんたちの「料理実習会」


② 水の入った鍋にゴーヤを入れ、沸騰したら3分茹でる。

肝っ玉母ちゃんたちの「料理実習会」


③ 水をかけて温度を下げたら、ふきんなどで硬く絞る

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④ 鍋に醤油・砂糖・酢を煮たててゴーヤを入れる。

肝っ玉母ちゃんたちの「料理実習会」


⑤ 水分がなくなるまで煮たら、おかかとごまを入れる。

肝っ玉母ちゃんたちの「料理実習会」

おかかとごまがたっぷり入って、めっちゃおいしです。
この日は汁がなくなるまで1時間くらい煮たのでゴーヤも柔らかくなりましたが、固めの食感が良い方は煮る時間を15分くらいと短くするといいかもしれません。 

 

 

糸瓜の使い方

 おばちゃんたちは「糸瓜」と言っていますが、「金糸瓜(きんしうり)」「そうめんうり(そうめん瓜)」「そうめんかぼちゃ」「糸かぼちゃ」などなど呼び名はいろいろとあるようです。

私は千葉の出身なのですが、糸瓜は富士見に来て始めて知りました。
普通に角切りにして食べることもあるようですが、茹でると糸状にバラバラになるのを見てびっくりしました。
茹でて糸状になったものを酢で和えたり、マヨネーズでサラダ風にして食べます。

アメリカのスーパ―でも売っているのを見つけて驚きました。アメリカでは"Spaghetti squash(スパゲッティスカッシュ)と言うそうです。スパゲッティの代わりにダイエット食品として使われていると聞きました。
ネットで検索すると、なるほど色々な使い方ができそうですね。

肝っ玉母ちゃんたちの「料理実習会」

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痛んでいるところがあれば取り除いて、皮ごと輪切りにします。

肝っ玉母ちゃんたちの「料理実習会」

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10分ほど茹でると柔らかくなるので水にとって種を取り除き、実をほぐすと気持ち良いように糸状に崩れます。
とにかく、初めて見た時には、糸瓜のこの性質にはびっくりしました。
実をほぐす時は快感です❤

 

 

セロリの葉の佃煮

 富士見町のお隣の原村は、セロリの日本一の生産地です。
富士見でも作っていらっしゃる方も多く、株のセロリを頂くこともありどうやって食べたらいいのか悩むことがあります。何と贅沢な話でしょうか。
従って、おばちゃんたちはセロリの葉っぱを無駄なく使って保存しています。

肝っ玉母ちゃんたちの「料理実習会」

セロリの太い茎の部分は使いやすいのですが、先の細い部分はなかなか厄介ですよね。
この部分も斜めに切って一緒に料理します。

肝っ玉母ちゃんたちの「料理実習会」

切ったセロリを茹でて、あくを抜くために2回ほど水を変えて洗います。
あくが気にならない方は、そのままでもいいかもしれませんね。

 

肝っ玉母ちゃんたちの「料理実習会」

茹でて軽く水けを切った状態のセロリ1㎏に対して、砂糖200g・しょうゆ100㏄で汁がなくなるまで煮詰めます。

この日はご飯ものがなかったので、ついでにおはぎも作りました。
私がおはぎを作るとしたら、かなり力が入って大変でおはぎだけで精一杯です。
でも、おばちゃんたちは炊けたもち米を半殺しにして、チャチャっと丸めてあんことエゴマの中で転がしてあっという間に作ってしまいます。

肝っ玉母ちゃんたちの「料理実習会」

エゴマのおはぎのおいしいことも富士見に来て初めて知りました。
胡麻とはまた違った香りで、私はすっかりエゴマ派になってしまいました。

肝っ玉母ちゃんたちの「料理実習会」

この日の作品を一皿に盛り合わせてみました。
ルバーブの甘煮など、お持ち寄りの保存食もあってめっちゃ豪華です。
毎回こんな料理実習会ができるなんて、ほんと贅沢ですよね。
ありがたいことです❤❤❤

 

 (Written by エンジェル千代子)

ルバーブ生産組合や井戸尻応援団をはじめ、様々な団体で富士見町の活性化のために活動中