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親子そろっての赤蕎麦の収穫体験

親子そろっての赤蕎麦の収穫体験

11月2日、本年度、富士見高校養蜂部とおらほーの会で企画した農業体験事業。

いよいよ赤ソバ収穫日です!

台風の影響で一週間伸びたのですが、秋晴れの美しい中、6家族の参加で行われました。

 

まずは、養蜂部から「日本学校農業クラブ全国大会・プロジェクト発表の部」で優秀賞に輝いた報告がありました。
3年連続で全国大会に出場なんて、それだけでもすごい!

全国でも高いレベルの養蜂部のプレゼン、町民のみなさんにもお聞きいただける機会を作りたいと思います。

 

さて、赤ソバの収穫です。

富士見高校の道路を挟んだ向かいにみつばちガーデンがあります。その奥に赤ソバ畑がありますが、みなさん、お気づきになったでしょうか?

収穫には少し早かった事もあり、畑の一部を収穫しました。

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収穫後、場所を富士見高校構内に移し、脱穀作業です。
準備されていたのは、由緒正しそうな風格のある、この脱穀機!

「於全国有料農具共進会名誉大賞受領」

お母さんたちは、ここですでにかなりテンションが上がりました!

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参加者の中に、脱穀作業に卓越なさっている方がいらっしゃってご指導いただきました。
「昔の人って、すごいわよねぇ~」
子供たちと一緒に、お母さんたちもしっかり技術を教わっています。

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「先から、入れるんだよ」
「引き込まれないように、気をつけてね」

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最初は、おっかなびっくりの子供達も・・・

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作業を重ねるごとになかなか上手になってきました。

 

そして、次に登場したのが、この唐箕(とうみ)です。

 

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大きなゴミを除き、上部からソバの実を入れながら、風でゴミを飛ばします。

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作業に、はしゃいでいる子供たち

「ねえねえ・・今何をしているの?」と聞いたところ
「ソバとゴミを分けてるの」との返事には、ちょっとびっくり。

ちゃんと、何をやっているのか理解してるんだぁ~
失礼いたしました m(_ _)m

 

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作業後は、肉以外はすべて高校で収穫した野菜で作ったどん汁でご苦労さん会。
朝、早くから準備してくれていたんですね。
ありがとう!

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この、一連の農業体験事業。

毎回の作業ももちろん楽しいのですが、お母さんたちにとっては、この時間もまた、うれしい時間ではないでしょうか。ヾ(@^▽^@)ノ


今回の作業では、日本の農作業で古くから使われている脱穀機や唐箕(とうみ)が登場!

参加者同士の交流の中で、高校生にはもちろんですが若い子育て中もお母さん達にも、年配の方から昔からの技術の伝承が行われ豊かな体験をしていただけました。

作業後は、ご褒美のトン汁を頂きながら、子供達はお兄ちゃん・お姉ちゃんに遊んでもらい、大人たちはそれぞれに興味のある話題で盛り上がりました。

富士見町に暮らし、皆さんと豊かな時間を共有できたことに改めて感謝しました。

 

 

(Written by エンジェル千代子)

 

 

ルバーブ生産組合や井戸尻応援団をはじめ、様々な団体で富士見町の活性化のために活動中