2010年1月31日(日)、富士見町グリーンカルチャーセンター大ホールにて、"知ってもらざぁ おらほーのまち会"主催による講演会 & ワークショップ(第2回)を開催しました。
講師は、東北大学大学院 教授、元カタログハウス取締役の竹本徳子さん。竹本さんは、「通販生活」でおなじみの"カタログハウス" の取締役として、こだわりある商品の掘り起こしと販売に長年携わってこられた方です。
会場には、第1回と同様に約30名の方がお集まりいただき、竹本さんのご講演と、それを踏まえてのワークショップを行いました。
竹本さんのご講演では、「通販生活」のこれまでの歩みと、「通販生活」における商品のこだわり、また、どのように商品が冊子の中で説明されているのか、などについてご紹介いただきながら、消費者に商品を届けるための課題とアイデアについて、大変示唆に富んだお話をしていただきました。
その後、竹本さんにもご参加いただきながら、2つのグループに分かれワークショップを行い、両グループともに「こだわり」というキーワードで色々と意見交換を行いました。その中で、(そうと意識しないで)富士見町で代々行われてきた農作物の栽培方法は、消費者からすると実は非常に特徴的な「こだわり」に見える、など、今後のものづくりのヒントになる意見がいくつも述べられました。
前回の朝田くに子さんのご講演と合わせ、全2回にわたる講演会 & ワークショップには、たくさんの方にお越しいただきまして本当にありがとうございました。
"知ってもらざぁ おらほーのまち会"では、今後もこのような地域づくりにかかわる活動を進めて行きながら、この "Oraho! Fujimi" でも色々な情報を掲載していきたいと考えています。
竹本徳子氏(東北大学大学院教授、元カタログハウス取締役)
カタログハウス 企画制作室、広告本部副本部長を経て、(社)日本通信販売協会院外理事として出向。取締役情報システム部長兼任。その後、環境担当として14001をベースに環境マネジメントにあたる。エコひいき事業部を新設し、販売商品の修理・リユース・リサイクルを担当すると同時に市民風力発電の支援などNPOと連携したCSR実践に関る。2008年より東北大学大学院教授。大学と企業・行政・NGOを結ぶ環境機関コンソーシアムの運営にあたる。日本環境経営大賞審査員、ストップ温暖化「一村一品」大作戦審査委員、ナチュラルステップ・ジャパン理事。