2010年9月19日、中央大学細野研究室の学生を富士見町にお招きしての意見交換会、2日目です。
まず午前中は、農業改良普及センターの方に、富士見町の農業の実態や課題についてお話ししていただきました。また、自然農を実践されていらっしゃる黒岩さんにもご参加いただき、自然農についてお話しいただきました。
後からは、2つのグループに分かれて、都会の方に農場を貸している「りんりんほふ農園」の鈴木さんと、 個別宅配をやっている有機農業の「ほそかわ農園」に見学に行きました。共に富士見町で農園を営まれていることには変わりありませんが、同じ農業でもそのスタイルが違います。
そして、2日目最後は、農業研修と農産物販売で全国的に有名な有限会社トップリバー 嶋崎社長にお話しを伺いました。トップリバーは、長野県御代田町とここ富士見町に農園を持っていて、「平成の農業」としてテレビや雑誌、新聞などに広く紹介されている他、社長は講演の依頼で全国を飛び回っているという、そんな農業生産法人です。
「農業がこれからの日本を助ける」「勝ち残ったものに教わるものが多い」などなど、ここには書ききれませんが、おらほーのメンバーにとっても大変勉強になりました。
トップリバー 嶋崎社長のお話しを伺った後、電車の時間もあり、そのまま学生さんたちは東京に向かって出発し、2日間にわたる富士見町での意見交換は終了となりました。本当にあっと言う間に富士見町を駆け抜けた2日間でした。
この後、中央大学の学生さんたちは、富士見町で聞いたり体験したりした内容をさらに議論し、最終的に論文にまとめるのだそうです。12月に開催される多摩市のイルミネーションに、富士見町のモミの木が毎年贈られます。その点灯式にあわせ、今度は富士見町からおらほーのメンバーが多摩市に出向き、今回の研究発表を聞きに行く、という案も検討しています。
中央大学の学生さん、富士見町はいかがでしたか?
そして、最後に、今回の意見交換会にあたり、お話しをしてくだっさた皆さま、食事や宿を提供してくださった皆さま、その他、色々なところでご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
(written by 雨宮伊織)
- 関連情報
- ・有機農業&販売 ほそかわ農園
・農業生産法人 トップリバー
・中央大学 総合政策学部 細野助博教授
・2010年9月22日 中大ゼミと富士見町職員 南中校舎の後利用で意見交換 (長野日報)