12月23日に開催された、第2回みつばちセミナーのレポートを、富士見高校養蜂部の皆さんが寄せてくれましたので、ご紹介します!
11月23日富士見町コミュニティプラザにて、第2回みつばちセミナーが開催されました。
今回の参加者は、なんと53名!
まずは、NPOみつばち百花朝田くに子氏の講演「みつばちの視点から見えてくる風景について」です。
みつばちさんが好きな花って何だろう?
ん~、みつばちさんは花なら何でも喜ぶわけじゃないんだね。
みつばちさんの視点に立って見る風景は、普段、何気なく見てきた景色とは違って見えるんです。
私達は、みつばちさんが一生懸命集めたハチミツをただ貰うばかりじゃなくて、みつばちさんが喜ぶ環境づくりをすることが大切なんです。
その環境づくりこそが、人間が暮らしやすい環境にも繋がるんですよ。
“幸(さきはい)” とは “花が咲き広がり咲きつづけること”
この言葉が心にじ~んと響いて、忘れられません。
多様な生物や自然環境が豊かになることの重要さを改めて感じました。
続いて、蜜源カレンダーワークショップ。
「そもそも富士見町にある蜜源植物って何だろう?」ということで、富士見町では1年を通してどのような花が咲いているかグループごとに挙げてもらいました。
和気藹々とした雰囲気の中で話し合いは進み、また地域の皆さんがもつ普段の観察力や知識は素晴らしく、各グループ多様な植物が挙げられました。
蜜源植物の説明として、
知る人ぞ知る、チハチ&ハルハチが説明させていただきました。
さらに、その植物が蜜源なのか、花粉源なのかを分類するため、スケットも登場!
蜜源のミツコ・デラックスさんと花粉のカッフンダくんです。
分類をしたら、このような感じになりました。
何だか素敵な蜜源カレンダーになりそうですね。
続いて養蜂部による、みつろうクリーム作りワークショップ。
みつばちが作り出すミツロウと植物が作り出すオイルを使って、みつろうクリームを作りました。
上品な香りに心を落ち着かせながら、皆さん、作ることに夢中になっていましたよ。
今回のセミナーでは、1回目よりも参加者が増え、“地域の自然に目を向けよう”という心が一つになってきたことを実感しています。
今後さらに、みつばちの魅力や自然環境と共存する大切さを伝えていきたいです。
話は変わりますが、ここで報告があります。
第1回セミナーにて行った挿し木ワークショップ。
その後挿し木をしたハーブがどのようになっているか、参加者の皆さん気になりませんか?
現在の様子はこのような感じです。
すでに枯れてしまっているものもいくつかありますが、その中に一つ、可愛い花を咲かせているカラミンサを発見!力強く生きています。
元気に育つことができればいいのですが・・・。
第3回セミナーは
「みつばちが喜ぶガーデニング手法」等を予定しています。
お楽しみに!ぜひ次回も足を運んで下さいね。
(written by 富士見高校 養蜂部)
関連情報・みつばち百花プロジェクト
・2010年11月21日 野生ミツバチが育つ環境づくりを 冨士見高でセミナー (長野日報)
・第1回みつばちセミナー