元気チーム

ふじみ農村 よっちゃばり

"よっちゃばり" とは、みんなで寄り集まって何かすること。

"よっちゃばり" とは、富士見の方言で、みんなで寄り集まって何かすること。
みんなでよっちゃばったら、いろんなことができました。
子供たちのために学校給食へ野菜を届けたり、子供たちといっしょに畑で作業したり、はじめは女性だけでがんばっていたけれど、今では男性も参加して、「食」の大切さを伝える活動や、これからの富士見の町のこと、農業のことを考えています。

よっちゃばりの活動は、大きく分けて次のとおりです。

  1. 地域の野菜を学校給食に。
  2. 食育教育で、「食べる」を考える。
  3. 安全な食材を提供する。
  4. 家族協定の推進。

 

地域の野菜を学校給食に。

旬の地元野菜いっぱいの学校給食
旬の地元野菜いっぱいの学校給食

よっちゃばりの主な活動は、地域で採れたお米や野菜を学校給食へ届けることです。
昔からある日本の食事は、それぞれの風土によって、さまざまな食文化が生まれてきました。その食文化や食生活を守るために富士見の子供たちには、富士見で採れたお米や野菜で育ってほしいと思います。
それになんといっても旬に採れた地元野菜はおいしくて栄養がいっぱいです。
同じ富士見の土地で健康に育った野菜を食べて、子供たちも元気よく育ってほしい。そんな思いで子供たちに自分たちで作ったお米や野菜を届けています。

食育教育で、「食べる」を考える。

養護学校の皆さんとの稲刈り
養護学校の皆さんとの稲刈り

中学生とのこんにゃく作り
中学生とのこんにゃく作り

畑や田んぼには、驚きや喜びがいっぱいです。風を感じ、季節を感じ、ゆっくりだけど確かな時間がそこにあります。畑にいれば、みんなの食べる食べ物は自然からの贈り物だと感じます。そして、この風景を大切にしていくことの大事さ。そんなことを伝えたくて、子供たちと一緒に畑で作業をしています。
それから、こんにゃく作りやジャム作り。これらの体験を通して、正しい味覚と作って食べる楽しさを、また食べることって、いろいろな人が関わっているってことを知ってもらいたい。
今日、社会には、さまざまな「食」の情報が氾濫しています。今、子供たちに正しい知識を伝えていくことが大切なんです。

安全な食材を提供する。

輸入食材の残留農薬、食品偽装問題。今ある、ほとんどの食の問題は、作る人と食べる人のつながりが薄れたことにあるのではないでしょうか。作る人が子供たちの笑顔を創造すること。そのことが“安全な食”の提供につながるんだと思います。
まだまだ完全な無農薬ではありませんが、仲間の中には有機農業を実践している人もいます。みんなで知恵を出し合って、より安全でおいしい野菜を作る努力をしています。

家族協定の推進。

「食」を考えることは生活や文化、環境を考えることでもあります。
よっちゃばりでは明るく楽しい食卓についても考えます。せっかくおいしい料理があっても、家族の中に会話が無かったら、あまりおいしいものではありません。会話を通してお互いを理解しあえる機会を作るため、家族協定を推進する活動などもしています。

活動の写真を紹介します。

ふじみ農村 よっちゃばりの数々の活動の中から、いくつかの写真を紹介します。

中学生とともに野菜の有機栽培
中学生とともに野菜の有機栽培

元気いっぱいの野菜が育ちました
元気いっぱいの野菜が育ちました

養護学校での新年会
養護学校での新年会

繭玉(お目玉)を作ってのどんど焼き
繭玉(お目玉)を作ってのどんど焼き

一緒に"よっちゃばる"仲間を募っています。

生産者だけでなく、流通や販売、料理家の食の専門家、地域のさまざまな人が連携すれば、より多彩な食育ができるのではないでしょうか。
地域の食材の歴史や文化の勉強をしたり、みんなで旬や料理法を考えることで地域の個性を発見し特産化、ブランド化ができるかもしれません。
子供たちを地域のみんなで育てることは町の未来を考えること。地域の活性化にもつながります。
多くの人がよっちゃばればきっと良いことが出来るでしょう。
よっちゃばりでは、一緒よっちゃばる多くの仲間を募っています。どうぞお気軽にご参加ください。


カエルくん
ふじみ農村 よっちゃばり
代表 佐久祐司
TEL : 0266-62-3944
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